聞くことと、伝えることのあいだで揺れる仕事

「聞く側のひとだ」と言われたとき、
少し戸惑いました。

聞くことは、たしかにこの仕事の大切な部分です。
でも、聞くことだけで終わらないからです。

本当に相談者の思いを聞けているのか。
自分の思い込みが入っていないか。

利用者や家族の思いを支援側に伝えること。
支援側の見立てや現実を、
本人やその家族に返すこと。

ときには、耳に痛いことも伝えます。
関係が揺れるかもしれないと感じながら。

言われたことを、
そのまま形にするのが支援ではない。
聞くことは、黙ることではない。
伝えることは、押し付けることではない。

そのあいだを、行ったり来たりしながら、
今日も揺れています。

それが、わたしの仕事なのだと思います。