支援のつぶやき

支援のつぶやき

「話すだけで楽になる」のは、なぜか

話を聞いてもらっただけなのに、少し気持ちが軽くなった。そんな経験はありませんか。話すことで、頭の中にあったものが、少しずつ言葉になっていきます。うまく説明できなくても、誰かがそのまま受けとめてくれることで、「これでいいんだ」と思えることがあ...
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「迷惑をかけたくない」と言う人の気持ち

「迷惑をかけたくないので」そう言われることがあります。でもその言葉の中には、遠慮だけではない気持ちが含まれているように感じています。これ以上、詮索しないでほしい。自分の状況を、周りに知られたくない。そのことを考えたくない。できれば、避けて進...
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支援の距離

支援の仕事をしていると、「どこまで関わっていいんだろう」と迷うことがあります。近くにいすぎると、その人の選ぶ力を奪ってしまうかもしれない。遠すぎると、本当に困っているときに手が届かないかもしれない。だから支援の中では、その人にとっての「ちょ...
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言葉を選ぶ仕事

支援の仕事は、言葉を選ぶ仕事でもあります。同じことを伝えるとしても、どんな言葉で伝えるかで受け取られ方は変わります。だからこそ、少し立ち止まって言葉を選ぶことがあります。それも、支援の一つだと思っています。言葉は、支援の道具の一つなのかもし...
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聞くことと、伝えることのあいだで揺れる仕事

「聞く側のひとだ」と言われたとき、少し戸惑いました。聞くことは、たしかにこの仕事の大切な部分です。でも、聞くことだけで終わらないからです。本当に相談者の思いを聞けているのか。自分の思い込みが入っていないか。利用者や家族の思いを支援側に伝える...
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迷うことも、支援のひとつ

相談を受ける側にも、迷う時間があります。すぐに方向性を示すことよりも、その人の語った言葉や沈黙、表情の背景を何度も考え直します。あの沈黙は何を守ろうとしていたのか。あの言葉の選び方に、どんな葛藤があったのか。迷いは、専門職としての自信のなさ...
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聞く場所でありたい

相談って、何かを決めに行く場所だと思われがちです。相談に来る人は、不安をかかえたまま、それでも動いてきた人。相談に、決まった形なんてありません。私たちは、答えが出ていない話も、大切に聞きたいと思っています。
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正解を出さない支援

支援の現場で、「どうしたらいいですか?」と聞かれることがあります。答えを求められているようで、「あなたが決めてください」「もう自分では考えきれません」と聞こえることもあります。すぐに正解が出ないこと。選択肢が一つに決まらないこと。それが、悪...
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支えすぎない、という支援

支援の場で、いちばん多いのは「何かしなきゃいけない」という気持ちです。本人も、家族も、そして支援職も。急いで動いたことで、かえって苦しくなる場面もあります。今は、決めない。今は、動かさない。今は、待つ。それも、ひとつの選択。何かを増やすより...
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支援職の仕事は「答えを出すこと」ではありません

支援職の仕事は、答えをすぐに出すことではありません。大切にしているのは、「話を聞くこと」。その人が、どんなことで悩んでいるのか。何に不安を感じているのか。うまく言葉にならなくても、しぐさや表情から受けとめ、その人のペースを大切にします。そし...