支援の場では、
「何かをすること」が
大切にされることがあります。
制度につなぐこと。
情報を伝えること。
これからの選択肢を一緒に考えること。
でも時には、
少し待つことが
その人にとって必要な時間になることもあります。
支援は、
動くことだけではなく、
待つことでもあるのだと思います。
「どうしたらいいですか?」と聞かれたとき、
すぐに答えを出さないことがあります。
それは、
答えを持っていないからではありません。
その人の言葉が、
まだ途中かもしれないからです。
話しながら気持ちが整理されていくこともある。
迷いながら、自分の考えに気づくこともある。
相談した“あとの時間”に、
起きていることについても書いています。
待つことと、
答えを急がないことは、
少し似ているようで、
少し違うようにも感じます。
どちらも、
その人の時間を大切にする関わり方。
でも、
その場で何も言わないことに
迷う瞬間もあります。
このままでいいのか。
何か伝えた方がいいのか。
支援は、
答えを出すことだけではなく、
言葉が育つ時間に
付き合うことなのかもしれません。
その人のペースで
考えが形になっていく時間を、
そばで見守ること。
それも、
ひとつの支援のあり方だと思います。
